2001年に放送された「恋を何年休んでますか」というドラマをご存知でしょうか?リアルタイムで見ていたという方も多いかもしれません。ある程度の年齢になってくるとドラマや映画の中くらいしか恋愛を楽しめないと思っている方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。人間というのはいくつになっても恋愛を楽しめるものです。
・今の50代なんてまだまだ!
50代になって、「もう年だし……」と考えている方は多いかと思います。それこそ50代という年齢を理由に恋を含めていろいろなことを諦めている方も多いのではないでしょうか?ただ、今の50代というのはまだまだです。年齢を理由に諦めるには早すぎます。
というのも、今は幸か不幸か人生100年時代に突入しました。国ですらも国民が100歳まで生きるであろうことを前提にさまざまな制度を変えているのです。もちろん、個人差はあるでしょうが、今の日本で100歳まで生きることはそう難しいことではありません。
100歳まで生きるのが当たり前とまでは言えませんが、その可能性が大いに高いということを考えると50歳というのはまだ人生の折り返し地点です。特に、日本は年齢を重ねることをとてもネガティブに考えてしまう部分があります。
だからこそ、アンチエイジングなどの年齢に抗う風潮が強いのでしょう。確かに、見た目にも衰えが出てくる年代ではありますし、健康面や体力面でも衰えを感じることはあるでしょう。ただ、それは当たり前のことです。だからといって、恋愛を諦める必要はありません。
年齢を重ねての恋愛に対して「年甲斐のない」といった表現を使う方もいるでしょうが、恋愛に年齢は関係ありません。恋愛というのは若い世代の特権ではないのです。いくつになっても誰に対しても恋愛を楽しむ権利はあるのです。「年甲斐のない」という心ない言葉で恋愛を批判する方というのは、どこかで年齢を重ねても恋愛を楽しめる相手に嫉妬しているのかもしれません。言ってしまえば、やっかみなのです。
人生100年時代に突入したからこそ、「50代なんてまだまだ!」と自分自身が前向きに考え、恋愛を楽しんでいくべきです。逆に言えば、人生100年時代になったからこそ、50代でも年齢を理由に恋愛を諦められなくなったのです。これをチャンスと考えて、恋愛を楽しむ方向にシフトチェンジしていきましょう。
・50代だからこそより恋愛を楽しめる
先でもお話しましたように、50代というのはいろいろな面で衰えを感じてくる年代でもあります。それまで頑張ってきたからこその疲れが出る時期でもあるのでしょう。ただ、そんな50代だからこそより恋愛を楽しめるという部分もあるのです。
例えば、50代となってくると女性の場合には閉経を迎えている方が多いかと思います。もちろん、男性には閉経はないもののやはり機能面での衰えというのは出てくるでしょう。50代を迎える前に比べると、妊娠や出産といったものへのプレッシャーがお互いに軽くなってきます。こういったところで変な焦りが出てこなくなるので、お互いに余裕を持って恋愛が楽しめるようになるのです。
焦りと言えば、結婚に関してもそうです。もちろん、50代からの恋愛で結婚をする方もいるのですが、50代ともなってくると周りからの結婚のプレッシャーといったものも減ってくるでしょう。結婚へのプレッシャーで急かされることもないので、お互いにマイペースに恋愛を楽しめますし、本当に自然な流れやタイミングで結婚を考えられるようになるのです。
このように50代という年齢だからこそ、焦ることなく、急かされることもなく余裕を持ってマイペースに恋愛を楽しめるようになるのです。50代を迎える前の恋愛では失敗ばかりだったという方でも、50代になってからであれば理想の恋愛を楽しめるかもしれません。50代というのはとても夢がある年代でもあるのです。
・恥ずかしがらずに第一歩を踏み出しましょう!
人生100年時代を迎えた今だからこそ、50代で「もういい年だし……」というセリフは似合いません。というよりも、その表現はもはや通用しない時代になっているのです。もちろん、年齢を重ねてきたからこそそれ相応の振る舞いや言動といったものは求められますが、恋愛を諦める必要はまったくありません。
50代という年代だからこそ、より恋愛を楽しめるという部分もあるのです。50代を迎える前の恋愛とは一味も二味も違った恋愛を楽しめる可能性がありますので、恋をお休みするのではなく、むしろ積極的に恋を探しにいきたいところです。