「〇活」という表現が一般的になりました。「〇活」と呼ばれるものにもいろいろなものがありますが、その中でも婚活と恋活に興味を持っているという方も多いのではないでしょうか?婚活と恋活はセットにされることも多いですし、それゆえに婚活と恋活を混同している方も少なくありません。ただ、婚活と恋活というのはまったくの別物です。婚活をするにしても恋活をするにしても、まずはその違いをしっかりと理解しておきましょう。
・婚活とは結婚を目的としているもの
婚活というのは、結婚を目的としている活動になります。婚活サイトや結婚相談所、婚活パーティーなど婚活のためのツールはいろいろあるものですが、基本的に「結婚したい」「結婚相手を見つけたい」という方がこれらのツールを活用していくことになります。結婚というのは人生を左右するような一大イベントになりますので、婚活をしている方の真剣度というのはやはり高い傾向にあります。
基本的には出会ってお互いにOKとなれば、結婚を前提とした交際をスタートさせて結婚という流れになります。ただ、結婚したくて婚活をしているということもあり、交際期間というのはそこまで長くとらない傾向にあります。場合によっては、申し訳程度の交際期間ですぐにゴールインということもあります。フィーリングなど個人差もあるのですが、交際期間中に問題がなければゴールインまでにはそう時間はかからないでしょう。
・恋活とは恋愛を目的としているもの
先でもお話しましたように、婚活というのは結婚を目的としている活動になります。一方で、恋活というのは恋愛を目的とした活動になります。「恋人がほしい」という方が恋活をしているのです。最近では恋活サイトや恋活アプリなども見られるようになりましたが、「恋活」という言葉がついていなくとも恋人がほしくて合コンや街コンに参加しているのであれば、それも恋活と言えるでしょう。
お互いに恋活をしていてお互いにOKとなれば、比較的早い段階で恋人同士になれるでしょう。ケースバイケースではあるものの、お互いにフィーリングが合えばその日のうちに恋人同士になれるということもあります。恋活の場合、結婚を見据えているという方は少ないので、婚活よりも即断即決がしやすくなります。結婚ではなく恋愛を目的としているからこそ、婚活ほど深く考える必要がないという部分もあるのかもしれません。
・目的に合った活動をしてこそハッピーになれる
婚活と恋活についてお話しましたが、婚活と恋活というのはまったく別物です。もちろん、似通った要素もあるのですが、最終的な目的が違うからこそ婚活と恋活を混同してしまってはいけないのです。婚活と恋活を混同したままだと、せっかくの出会いも無駄になってしまいますし、お互いにハッピーにはなれません。
一方が結婚を考えているのにもう一方は恋愛だけを楽しみたいとなってくると、いつか別れがやってきますし、結婚を考えているほうにしてみれば大幅な時間のロスとなってしまいます。結婚したいのであれば婚活、恋愛をしたいだけなら恋活という風に、自分の目的に合った活動をしてこそハッピーになれるのです。もちろん、途中で自分の気持ちが変わってしまうこともあるかもしれませんが、目的が同じ相手と出会うからこそ関係が発展していくわけですし、その分、早くにゴールに到達するのです。婚活と恋活はきちんと使い分けるようにしましょう。
婚活女性が求める理想と本音の男性像は?
婚活女性に限らず、誰にでも自分の中での異性の理想像というものがあります。婚活をしているといろいろな男性と出会い、その中で無意識のうちにいろいろな条件で男性を比較してしまうこともあるかと思います。誰かと誰かを比較して、自分の理想の近いほうを選ぶというのは婚活で当たり前におこなわれていることです。では、婚活女性はどのような男性像を求めているのでしょうか?
・経済力のある男性
まず経済力のある男性です。表立って口にはしていないものの、経済力をかなり重視している女性は多いでしょう。今もまさに心の中で激しくうなずいている方も多いのではないでしょうか?男性からは批判されがちなポイントではあるのですが、現実的に考えて女性が男性に経済力を求めるのは必然とも言えます。
というのも、若い世代の方であれば子どもを産み、育てたいということでお金が必要になってきますし、年齢を重ねていくと今度は老後のことを考えるようになります。このように考えていくと、婚活女性が経済力のある男性を求めるのは仕方がないのです。
「男性にだけに経済力を求めるのはおかしい」と主張する男性もいるかもしれませんが、男性と女性では収入に格差があります。女性が頑張って出世しても、同じ立場の男性よりお給料が少ないということもあります。どう頑張っても埋められない格差があるからこそ、女性は男性の経済力を求めることになるのです。
・価値観が合う男性
結婚の決め手としてよく挙がるのが価値観です。婚活女性もやはり価値観の合う男性を求めているものです。人生100年時代に突入し、長く生きていく中で価値観がガラリと変わるような出来事に遭遇することもあるかもしれません。しかしながら、そうはいってもそれまで積み重ねてきた価値観が大きく変えるのは難しいことです。
ある程度の年齢になっていれば、やはりその人の価値観というものが出来上がっています。結婚でそれが変わる可能性もゼロではありませんが、結婚後も価値観が変わらずにお互いがぶつかり合うことになる可能性のほうが高いでしょう。だからこそ、価値観でぶつかり合うことがないように価値観の合う男性を求める女性が多いのです。
・安心感を抱かせてくれる男性
恋愛の場合、ドキドキやワクワクを求める方も多いでしょうが、結婚となってくるとドキドキやワクワクよりも安心感を重視する方が増えてきます。結婚するからには落ち着きたい、安定したいという方が多いのでしょう。実際に、結婚するとなると長い時間を一緒に過ごすことになるのですから、安心感は重要なポイントです。
相手を批判しない、あまり怒らない、包容力がある……こういった男性であれば、婚活女性も安心感を抱くことができるのかもしれません。もちろん、どのような男性に安心感を抱くことができるのかは人それぞれ違ってくるでしょう。他の人から見て安心感を抱けるタイプでなくとも、自分にとって安心できる存在であるかどうかが大切です。
ある程度の年齢になってくると、老後の穏やかな生活を具体的に想像するものです。そのときにそばで安心感を抱かせてくれるような男性がいれば、まさに完璧な老後と言えるでしょう。
婚活男性が求める理想と本音の女性像は?
基本的に出会いの場において、男性は女性を追いかける側になることが多いです。というのも、出会いの場においては男性よりも女性のほうが少なく、限られた女性に多くの男性が群がるという形になることが多いのです。ただ、そういった中でも男性は男性で理想の女性像というものがあります。ここでは、婚活男性が求めている女性像というものについてご紹介していきたいと思います。
・若くて容姿に恵まれている女性
これは世間的にも当たり前となっていることなのですが、男性というのはいくつになっても若くて容姿に恵まれている女性を求めます。実際にヨボヨボのおじいさんになっても、若くてかわいい子や若くてキレイな子にばかり手を出そうとするケースは見受けられます。男性の全員が全員というわけではないにしても、多くの男性にこういった傾向が見られるのです。
結婚相談所などでは、若くて容姿に恵まれている女性にこだわってばかりの中高年の男性がスタッフの方から諭されるようなケースもあります。実際に経済力があるわけでもなく、容姿にも恵まれているわけではないのに、若くて容姿に恵まれている女性ばかりを追いかけるのは無謀です。これは男性側が年齢を重ねていけば重ねていくほど厳しくなります。
・家庭的な女性
男性というのは、昔から家庭的な女性に弱いと言われています。「胃袋をつかまれた」という表現があるように、料理が上手な女性と結婚するという男性も少なくありません。もちろん、家庭的というのは料理に限らずいろいろなところで感じられるものです。掃除や洗濯をテキパキとこなす姿や縫い物などをしている姿……家庭的な女性の姿を目の当たりにすると、結婚した後の具体的なイメージがわきあがってくるのでしょう。
家庭的と感じられるシーンというのは人それぞれ違います。どちらにしても男性にとって「家庭的だ」と思えるような姿を女性が見せると、結婚への意欲も高まるのでしょう。もともと男性は家のことは女性に任せたいと思っている方が多いため、「この人なら安心して任せられる」という安心感にもつながってくるのかもしれません。
・安心感を抱かせてくれる女性
結婚にドキドキやワクワクを求める男性というのは、そうそういません。やはり結婚には安定を求める方が多いものです。むしろ、安定を得るために結婚するという方も多いのではないでしょうか?だからこそ、男性は安心感を抱かせてくれるような女性を結婚相手として求めているのです。
甘えさせてくれるような女性や一緒にいるだけでほっとする女性……安心感を抱く基準というのは男性によって異なってきますが、お互いを尊重し、穏やかな気持ちで過ごせるような女性であれば一生一緒にいたいと思えるのではないでしょうか?結婚に安心感を求めるのは、男性でも女性でも同じです。だからこそ、安心感が結婚の決め手になることも多いのでしょう。