友達以上恋人未満の関係は、恋愛における最も楽しい時期です。
ただ、この関係はどちらかというと若者の特権というような風潮があります。
中には、
「大人になってから友達以上恋人未満の関係を築くのってどうなの?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、大人になってから友達以上恋人未満の関係を築くメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。
・そもそも友達以上恋人未満の関係とは?
友達以上恋人未満というのは、付き合ってはいないが、男女として関係を続けている人たちのことです。
カップルのように二人きりで会ったり、お出かけをしたりするものの、お互いに気持ちを伝えていないケースが多いです。
肉体関係の有無については人それぞれであり、既に最後までことを済ませてしまっている場合もあれば、まだキスすらしていないというケースもあります。
・大人になってから友達以上恋人未満の関係を築くメリット
では次に、大人になってから友達以上恋人未満の関係を築くメリットについて詳しく見ていきましょう。
・・気持ちが楽
大人になると、付き合うあるいは恋愛をするという言葉が重く感じるようになってしまうこともあります。
しかし、友達以上恋人未満の場合は、正式にお付き合いをしているわけではないため、お互いに何のしがらみもなく「好き」「会いたい」というシンプルな理由だけでよくなるため、気持ちが物凄く楽です。
「結婚を迫られている」
「そろそろ先を考えなきゃ」
というプレッシャーを感じることもありませんので、男性にとっても女性にとっても非常に楽な状態と言えるでしょう。
・・ドキドキ感を常に味わえる
友達以上恋人未満の関係は、ドキドキ感を常に味わえる、恋愛において一番楽しい時期です。
「相手は自分のことが好きなのかな?」
「自分の気持ちは伝わっているのだろうか?」
というように、お互いに気持ちをはっきり伝えていないからこそのドキドキ感を味わえます。
・・傷つくことがない
友達以上恋人未満の関係は、付き合ってはいないがお互いに男女として見ているという状態を指します。
付き合っていないからこそ、振られるという概念や、浮気という概念がありませんので、傷つくことがほとんどありません。
もちろん、相手のことが気になっている以上、関係が終わってしまったり、他の異性と関係を持たれたりすればショックですし悲しいですが、
「まあ、付き合っていないし」
と割り切れる可能性も高くなりますので、傷つきたくないと考えている方には程よい距離感と言えるでしょう。
・・じっくりと相手との距離を縮められる
友達以上恋人未満の関係は、まだ何も始まっていないタイミングでもあります。
その関係を維持しながらじっくりと相手との距離を縮めることによって、お互いのことを理解しあえたり、恋愛関係に発展できたりする可能性も十分にあるのです。
恋愛は焦っても良いことがありません。
じっくりと相手との距離を縮めていきたいという方は、友達以上恋人未満ならではのドキドキ感を楽しみつつ、その距離感だからこそ生まれる刺激を上手に活かしながら相手の心を掴むための努力をしていきましょう。
・・恋人ならではの喧嘩が起こりにくい
正式にお付き合いをしている場合、些細なことで喧嘩になったりすることもあります。
よくある理由としては、
・女性と連絡を取った
・返信が遅い
などが挙げられます。
ただ、友達以上恋人未満の場合は付き合っていませんので、このような喧嘩が起こりません。
彼氏彼女の関係ではないため、どちらにも相手の異性関係や連絡頻度などを問い詰める権利がないのです。
そのため、お互いにストレスを感じることなく2人の時間を楽しめるようになります。
・大人になってから友達以上恋人未満の関係を築くデメリット
では次に、大人になってから友達以上恋人未満の関係を築くデメリットについて詳しく見ていきましょう。
・・一向に進展しない
大人になると、男女ともに結婚を意識する方が増えてきます。
この記事を見ている方の中にも、
「いい人を見つけて、できるだけ早く結婚をしたい」
と考えている方が多くいるでしょう。
ただ、友達以上恋人未満の関係のままだと、一向に関係が発展しません。
結婚をするために必要なステップである「恋人」としての関係にもなれませんので、結婚を視野に入れている方にはあまり向かない関係性と言えるでしょう。
・・体だけの関係になってしまうこともある
先ほども解説したように、友達以上恋人未満の関係でも肉体関係を持つケースがあります。
ただ、その場合は体だけの関係で終わってしまう可能性がありますので注意が必要です。
もちろん、中にはそのような関係を望んでいる方もいますし、お互いに納得しているケースもありますので、一概に体だけの関係が悪いとは言えませんが、真剣な恋愛あるいは結婚を意識した恋愛がしたいと考えている方にとっては意味のない時間になってしまいます。
・・自然にフェードアウトするケースも珍しくない
友達以上恋人未満の関係は、付き合っていないため「別れる」という概念がありません。
そのため、時間の経過とともに自然とフェードアウトしてしまうことも多くあります。
そうなると、自分の気持ちだけが先走ってしまい、友達以上恋人未満ではなく単なる「片思い」になってしまうこともありますので注意が必要です。
・本当に友達以上恋人未満なのかを確かめる方法
この記事を見ている方の中には、
「自分では友達以上恋人未満だと思っているけど、相手はどう思っているんだろう」
と疑問に思っている方もたくさんいるでしょう。
この気持ちこそが、友達以上恋人未満ならではの魅力であり、醍醐味とも言えますが、できれば相手の気持ちを知っておきたいですよね。
そのような方は、以下の方法で相手の気持ちをチェックしてみてください。
・・やんわりとお互いの関係について聞いてみる
友達以上恋人未満の関係を長く続けている相手の気持ちを知りたい場合は、やんわりとお互いの関係について聞いてみるのがおすすめです。
そうすることによって、相手の本音を知れる場合があります。
ただし、真剣に聞いてしまうと相手にプレッシャーを与えることになり、最悪の場合は友達以上恋人未満の関係が壊れてしまうこともありますので注意しましょう。
・・夜の誘いを断ってみる
相手が自分に好意を持っているのか、あるいは体目当てなのかを確認したい場合は、夜の誘いを断ってみましょう。
体だけが目的の場合、おそらく今後相手から誘われることはなくなります。
逆に、相手が自分に対して本気で好意を持っている場合、夜の誘いを一度や二度断ったくらいで関係は終わりません。
少し勇気がいる方法かもしれませんが、相手が自分に対してどのような気持ちを持っているのか知りたい場合は、試してみるのも1つの方法です。
・友達未満恋人以上の関係を築く上での注意点
では次に、友達以上恋人未満の関係を築く上での注意点について詳しく解説していきます。
・・お互いがそれでいいなら無理に発展させる必要はない
大人になってから友達以上恋人未満の関係を築く場合、お互いに何か理由があってその関係になっている可能性もあります。
そのため、お互いがその関係を望んでいる場合、あるいはそれ以上の関係を望んでいない場合、無理に関係を発展させる必要はありません。
お互いに丁度良い距離感を保つことが、相手との関係を長続きさせるコツですので、関係を進展させるかどうかについては、自分の気持ちや相手の気持ちを考えたうえ判断しましょう。
・・一線を越えると後戻りできなくなることもある
友達以上恋人未満の関係から恋人になりたいと思っている場合、できるなら体の関係は持たないのがおすすめです。
というのも、友達以上恋人未満の状態で体の関係を持ってしまうと、その段階でお互いが満足してしまう可能性が高くなります。
そうなると、わざわざ縛りのある「恋愛」に発展させる必要性を感じなくなってしまうため、いつまで経っても友達以上恋人未満から発展しなくなってしまうのです。
・まとめ
友達以上恋人未満は、恋愛における最も楽しい時期です。
大人になってからでもこのような関係を構築することはできますし、友達以上恋人未満ならではのメリットを得ることもできます。
ただ、友達以上恋人未満にはいくつかのデメリットもあり、先を見据えて恋愛をしたい方にはおすすめできません。
友達以上恋人未満の関係を築きたいと考えている方は、自分の目的を明確にした上で、本当にその関係が適切なのかを判断するようにしましょう。