マッチングサイトや婚活サイト、出会い系では、相手の顔を直接見ながらコミュニケーションをとるわけではありません。恋愛が継続してリアルな恋愛関係に発展すれば、もちろんリアルなデートで直接コミュニケーションを取る可能性もあります。
しかし、それまでは基本的にネットでのコミュニケーションが中心となりますから、リアルな出会いをする前に相手に嫌われてしまわないように、ネットのマナーをきちんと守ることが大切です。
恋愛が関係ない場所でも、ネットにはネットマナーが存在していますから、大人としてマナーは守りたいものです。
ネットで嫌われるタイプの中でも最も嫌われやすいのは、「自分勝手で独りよがりな書き込みをする人」ではないでしょうか。
空気が読めない人のことを「KY」と呼んだりもしますが、空気が読めているのかいないのか、相手からの質問や話題提供に対して、自分の自慢話で返信してしまうのは、恋愛以前に大人としてのマナー違反にもなりますよね。
例えば、相手が「ネットでしか買えない限定アイテム、欲しかったのに買えなかった…」というメールを送ってきたとしましょう。常識のある方なら「残念でしたね」「どんなアイテムだったのですか？」なんて質問を返せば、そこから話題が膨らみますよね。
しかし、中には「え〜、うそ〜、私は普通にネットで買えたけど、そんなに人気アイテムだなんて知らなかった！2つも買ってよかった！！」なんて、相手の神経を逆なでするような返信をする人もいたりします。もちろんこんな反応はNGです。
会話のキャッチボールは、ネットでもリアルな場所でもルールは同じです。相手からの質問や問いかけに答えることはもちろん、相手を思いやりながら、相手が答えやすいボールを投げ返してあげることが必要です。
マッチングサイトや婚活サイト、出会い系で知り合った異性は、自分も相手も暗中模索しながら共通の話題や盛り上がれる話題を探しています。相手からの質問には、とげのない表現方法で返信するのはもちろんのこと、相手にもまた質問を投げかけたりして、自分も相手に興味を持っていることを伝えることが、恋愛を成長させる秘訣かもしれませんね。