大人世代の出会い・恋愛・結婚コラム

結婚相手を間違えたと感じる時

大人同士の出会い、特に中高年の出会いとなってくるとお互いにある程度は落ち着いているし、結婚もうまくいきそうだと思っている方も多いのではないでしょうか?
確かに、お互いに中高年ということであれば大人としての人生経験といったものは積んでいるはずです。
ただ、だからといって無条件に結婚がうまくいくわけではありません。
実際に、中高年で「結婚相手を間違えた」「結婚に失敗したかも」と思っている方もいます。
ここでは、そう感じてしまう理由や原因、そして対処法についてご紹介していきたいと思います。

・「この結婚は失敗だったかも」と感じる理由や原因とは?

では、さっそくですが「この結婚は失敗だったかも」と感じてしまう具体的な理由や原因について見ていきましょう。

【価値観が合わない】
結婚するにあたって価値観が合うか合わないかという部分は一般的にも重要だと言われています。
どれだけ付き合って価値観が合うか合わないかを吟味したとしても、実際に結婚してみて初めて価値観が合わないことに気づくというケースは少なくありません。
一度価値観が合わないと感じてしまうと、そればかりを気にしてしまうため余計に気になってストレスがたまるという悪循環に陥ってしまうこともあります。
特に、価値観というのはお互いの人生経験の中で出来上がったものなので、中高年から価値観を変えていくというのは少し難しいかもしれません。
ただ、だからといって価値観が同じでなければ円満な結婚生活を送ることができないというわけでもありません。
話し合って、お互いを尊重することができれば価値観が合わなくとも結婚生活をうまくやっていくことはできるはずです。

【生活リズムが合わない】
付き合っているときというのは、基本的に生活リズムが合わなくともなんとなくうまくやっていけるものです。
基本的にはデートのときだけ合わせればいいわけですから、お互いに生活リズムを合わせるのもそう苦にはならないでしょう。
ただ、結婚をして一緒に暮らすとなってくると生活リズムが大きく響いてくることになります。
一方は朝型なのに、もう一方は夜型というふたりが一緒に暮らしていくのですから、お互いに気を遣いますし、何でもないことがストレスに感じてしまうこともあるかもしれません。
結婚してみて、生活リズムが合わないことで苦労をするというケースは少なくありません。
体質的な問題もあるでしょうし、仕事が絡んでくる部分でもあります。
どちらか一方に合わせるとなってくると、一方にかなりの負担を強いることになってしまいます。
事前に十分な話し合いをしておいたほうがいいでしょうし、面倒でもお互いに話し合いながら生活の中でのルールを決めておいたほうがいいかもしれません。

【家事の分担ができない】
これもある意味では「結婚あるある」とも言えるのですが、結婚する前には「掃除洗濯はこっちがやるから料理はお願い」といった約束をして、付き合っている間はその約束が守られていたのに結婚した途端に約束がなかったことになってしまったというケースはとても多いです。
相手が「やるやる」と口だけでやらなくなってしまって、結局自分ばかりが家事をしてうんざりしてしまうという方も少なくありません。
家事というのはひとりで生活していても必ず発生するものですし、結婚してふたりで暮らすようになればふたり分の家事が発生することになります。
だからこそ分担が必要になってくるのですが、それができずに不満をためこんでしまうというケースは本当に多いです。
これも根気よく話し合いをするしかないですし、相手が家事をしてくれないのであれば家事をしてもらうためにどうやってモチベーションを上げるかを考えていく必要があります。

【格差を感じたとき】
同じ大人、同じ中高年でも育ってきた家も違えば、受けてきた教育も異なります。
具体的な結婚の話になって初めて相手の家柄が実はすごいことを知った……ということもあるかもしれません。
一般的には「玉の輿」「逆玉」などと呼ばれることもありますが、格差を感じるようになると結婚生活にも暗雲が立ち込めるようになります。
相手にとっては何でもないような言動が嫌味に感じられるようになることもあるかもしれません。
ただ、結局のところ、根本にあるのはコンプレックスです。
相手と話し合いをするのはもちろんですが、自分自身としっかりと向き合っていくことも大切かもしれません。

【他の夫婦と比べてしまったとき】
それまでは何とも思っていなかったのに、他の夫婦の話を聞いて、その夫婦と比べるようになってから「結婚相手を間違えたのでは……」「結婚に失敗したのでは……」と思うようになるケースもあります。
特に、理想的で憧れてしまうような夫婦生活を送っている人が目に前にいると嫌でも今の自分と比べてしまうでしょう。
ただ、人と比べても幸せにはなれません。
「人は人、自分は自分」と自分なりの幸せを追求していけばいいのです。

・「結婚相手を間違えた」「この結婚は失敗だったかも」と思ったときの対処法

最後に、「結婚相手を間違えた」「この結婚は失敗だったかも」と思ってしまったときの対処法をご紹介しておきましょう。

【ふたりで話し合いをする】
「結婚 失敗」という言葉が頭をよぎったとき、絶望的な気持ちになるかもしれません。
でも、大丈夫です。
たいていのことは、ふたりでしっかりと話し合いをすることで解決しますし、解決しないまでも改善に向かっていくはずです。
現代人はコミュニケーションを取っているようで、実はコミュニケーション不足に陥っているものです。
向き合って、お互いの目を合わせながらじっくりと話をしていきましょう!

【不満は爆発する前に打ち明ける】
結婚生活において不満を抱いているのに、それを自分の中でどんどんため込んでしまう方も少なくありません。
ただ、そのため込んだ不満はいつか爆発します。
そこで大喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、ため込んで爆発する前に不満は打ち明けて、その都度、話し合いをするようにしてみてください。
シンプルなことですが、意外とできていない方が多いのです。
基本的なこと、当たり前のことを実践してこそ幸せになれるという典型的な例かもしれません。

【自分だけの時間を作る】
結婚するからこそ、常にふたりで……と考えてしまう方もいるでしょう。
ただ、ふたりで一緒になったからこそお互いがお互いの時間を持つことも大切です。
相手にすべてを合わせることに疲れてしまうという方もいれば、相手が合わせてくれること自体がストレスになってしまうという方もいます。
大人同士の出会いがあり縁があって結婚したのですから、お互いがお互いの時間を尊重できるようになるといいですね。
そのほうが結婚生活もより心地いいものになるはずですよ。

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