大人世代の出会い・恋愛・結婚コラム

「めんどくさい」と思われる言動

中高年やシニア世代の方にとって、熟年での出会いというのはなかなか貴重なものです。
しかしながら、その貴重な出会いを自分自身の言動のせいで活かせないままになっている方も少なくありません。
例えば、相手に「めんどくさい」と思われるような言動をとっていませんか?
それを改善していくだけでも相手の反応は違ってくるものです。
今回は「めんどくさい」と思われる言動を具体的にご紹介していきますので、反面教師として今後の出会いに活かしていきましょう。

・自撮り写真を頻繁に送る

今は若い世代の方もTwitterやInstagramなどで自撮りを頻繁に投稿しています。
その感覚のまま相手に自撮り写真を送るという方も少なくないようなのですが、これは本当にやめておいたほうがいいです。
中高年やシニア世代の方の場合、今の自分ではなく、若い頃の一番いいときの写真を見せようとするケースが多いようです。
中には、一番モテていたからと学生時代の写真を見せるような方も……。
相手とのやり取りの中で「昔はどんな感じだったんですか?」と聞かれて、1枚だけ送るというくらいであればいいのですが、それを相手が褒めてくれたからといって次々に送るのもいただけません。
昔の自分にしても、今の自分にしても自撮り写真を頻繁に送るという行為は「承認欲求丸出しのめんどくさい人」「自分大好きなめんどくさい人」と思われてしまいます。
注意しておきましょう。

・LINEやメールがしつこい

縁があって出会いがあって、その相手に好意を抱くようになるとやはり相手からの連絡というのは気になってしまうものですよね。
ただ、あまりにもLINEやメールがしつこいとそれだけで「めんどくさい人」と思われてしまいます。
例えば、LINEやメールの返事がなかったときに、相手からの返事を急かすように追撃したことはありませんか?
返事をしていないのに続けてLINEやメールが送られてくると、相手は相当なプレッシャーを感じてしまいます。
一部では追撃しながら返事をしないことへのお説教をするようなタイプもいるようなのですが、そうなってくると「めんどくさい」以前に論外です。
相手にも都合というものがあるのです。
また、相手に返事を急かすようなタイプに限って内容のないLINEやメールを送っていたり、返事に困るようなLINEやメールを送ってきていたりするものです。
さらに、誘いをハッキリと断っているのにその理由をしつこく聞いてくるといったケースもあります。
相手と少しでもやり取りをしたい、続けたいという気持ちがあるのかもしれませんが、そういったことを繰り返していると「めんどくさい人」から「気持ち悪い人」へとより印象が悪くなってしまう可能性もあるのです。
特に、中高年やシニア世代の方の場合には「これが最後かもしれない」「これが最後の恋だから」とその相手に執着してしまうようなケースもありますので、本当に注意しておきましょう。

・自慢話が多い


中高年やシニア世代の方の場合、自慢話で相手をうんざりさせてしまうというケースも多いようです。
中高年やシニア世代だからこそ、それまでの人生経験というのは豊富でしょうし、その中で自慢したいことのひとつやふたつはあるでしょう。
ただ、人の自慢話ほどつまらないものはありません。
熟年の出会いに限らず、すべての出会いにおいて自慢話は嫌われると言っても過言ではありません。
どれだけ勉強ができていい学校に行ったのか、仕事でどれだけの結果を出したのか、どれだけモテてきたのか……基本的にその内容に関係なく、自慢話は「めんどくさい」と思われてしまいます。
それでいて、自慢話に限って話が長いのです。
自慢話は出会いにおいてほぼマイナスに働くものと考えておくようにしましょう。

・かまってちゃん

世間的にも「かまってちゃん」というのは良い意味では使われませんし、実際に出会いの場においても「めんどくさい」と思われてしまいます。
かまってちゃんにもいろいろなパターンがありますが、基本的に自分に意識を向けていてもらいたいというのが常にあります。
相手の都合も考えずに話したいことを一方的に話し続けるというタイプもいれば、「あなたとおしゃべりをしたいけど、そのための話題はあなたが提供してください」という信じられないほどめんどくさいタイプも存在します。
中高年やシニア世代の方がかまってちゃんだと、正直なところ「めんどくさい」「みっともない」と考える方がほとんどです。
これも注意しておきましょう。

・察してちゃん

かまってちゃんも相当にめんどくさいのですが、察してちゃんもなかなかめんどくさいものです。
察してちゃんというのは自分の気持ちを言葉ではハッキリと伝えないものの、言葉以外の自分の表情や声のトーン、テンションなどから気持ちを察してもらおうとするタイプのことを指します。
例えば、それまで絵文字満載の長文メールでフランクにやり取りをしていたのに、誘いを断った途端に「わかりました。」と絵文字もない他人行儀な一文だけのメールを返してくるといった具合です。
察してちゃんの厄介なところは、察した上で機嫌をとらせようとしてくる部分です。
先では誘いを断った途端に絵文字なしの他人行儀な一文だけのメールが返ってくるという例を挙げましたが、このあとに埋め合わせの提案などをすればそれまで通りの絵文字満載のフランクな長文メールでのやり取りに戻ることが多いです。
子どもがやる分にはまだわかりますが、人生経験を積んできた中高年やシニア世代の方がこれをするのは客観的に見てもやはり厳しいものがあります。
察してちゃんに付き合って一度でも機嫌をとるとどんどん要求がエスカレートしていくのは目に見えていますので、「めんどくさいし、厄介だから距離を置こう」と思われてしまっても仕方がありません。

・価値観の押し付け

これは人生経験を積んできた中高年やシニア世代の方だからこそ多い部分かもしれませんが、価値観の押し付けというのも相手からは「めんどくさい」と思われてしまうものです。
今は昔の価値観を持ち出すと、それがそのままハラスメントになってしまうような時代です。
それでなくとも、価値観が刻々と変わっていく時代ですので、価値観の押し付けというのはやめておきましょう。
自分の価値観を押し付けるということは同時に相手の価値観を否定することでもあります。
そう考えると、価値観の押し付けがどれだけ失礼なことなのかわかりますよね。
いい大人同士の熟年の出会いだからこそ、お互いがお互いの価値観を尊重できるという関係性が理想です。
出会いにおいて価値観の違いが破局理由になるケースも多いのですが、仮に価値観が違ったとしてもしっかりと話し合った上でお互いの価値観を認め、譲り合うことができれば良好な関係を築いていくことはできるのです。

・「めんどくさい」と思われないような自分になって出会いを大切に

「めんどくさい」と思われる言動について具体的にご紹介しましたが、もしひとつでも当てはまるものがあれば自分を振り返って、改善していったほうがいいでしょう。
「めんどくさい」と思われないような自分になって出会いを大切にしていってくださいね。

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