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モラハラ男・モラハラ女の見分け方

最近では「モラハラ」という言葉をよく見聞きするようになりました。
モラハラというのはモラルハラスメントの略で、精神的な暴力や言葉による暴言、態度などで相手を追い詰める行為のことを指します。
モラハラ男・モラハラ女と出会って、そのまま結婚をしてしまうと最悪の結婚生活を送ることになりかねません。
ここでは、40代50代で出会いを求めている方のためにもモラハラ男・モラハラ女の見分け方と出会ってしまったときの対策についてご紹介していきたいと思います。

・モラハラ男やモラハラ女の特徴とは?

モラハラ男・モラハラ女には共通した特徴があります。
以下でその特徴をピックアップしていきますが、当てはまるものが多ければ多いほど危険性が高いと考えたほうがいいでしょう。

【感情をむき出しにする】
40代50代という年齢に限らず、大人になると人はある程度感情を抑えるといったことができるようになっているはずです。
少なくとも、子どもの頃のように感情をむき出しにするということは減ってくるでしょう。
ただ、モラハラ男・モラハラ女というのは「いい大人が恥ずかしい……」「いい大人がみっともない……」と思ってしまうほど感情をむき出しにすることが多いです。
喜怒哀楽すべてに言える傾向でもあるのですが、モラハラ男・モラハラ女の場合には特に怒りの感情でその傾向が顕著に表れます。
暴れ回ってものに当たったり、目をむいて怒鳴り散らしたり、恐ろし気な表情で睨みつけたり……こういった行為を通して、相手をコントロールしようとします。

【悪口や愚痴が多い】
モラハラ男・モラハラ女は基本的に「自分が常に正しく、相手が間違っている」というスタンスです。
そのため、必然的に悪口や愚痴も多くなります。
自分の非を一切認めることがなく、相手のことを延々と悪く言い続けるでしょう。

【外面が異常にいい】
モラハラ男・モラハラ女の被害に遭った方というのは世の中にたくさんいるのですが、「周りに訴えても最初は信じてもらえなかった」というケースが圧倒的に多いです。
それはなぜかというと、モラハラ男・モラハラ女には外面が異常にいいタイプが多いからです。
外面が異常にいいからこそ、事情を知らない第三者から被害者のほうが「神経質なんじゃないの?」「大袈裟なんじゃないの?」「嘘をついているんじゃないの?」と責められてしまうというケースも少なくありません。
モラハラにおいてはこれが一番怖いところかもしれません。
周りにもわかってもらえず、周りが見当違いなフォローを入れてしまったばかりに事態が悪化してしまうということもあります。
また、外面が異常にいいモラハラ男・モラハラ女だからこそ、出会いの場では第一印象がとてもいいという部分もあります。
第一印象がいいからこそ、「おかしいと思う自分がおかしいのかな?」「自分の気にしすぎなのかな?」と考えてしまい、気づいたときには相手の土俵に引きずり込まれてしまっているわけですね。
実際に、モラハラ男・モラハラ女との出会いでは「第一印象で優しい人だと思った」「すごく感じのいい人だった」という感想を抱く方も多いのです。

【独占欲が強く、束縛が激しい】

モラハラ男・モラハラ女にしても、モラハラという行為は自信のなさの裏返しでもあります。
これはいろいろなケースが考えられるのですが、幼少期に親から愛情が注がれなかった、逆に幼少期に親から間違った形で愛情が注がれてしまった、家庭環境には問題がなかったもののそれまでの人生で失敗や挫折ばかりだったなどの理由から自信が持てずにモラハラに走っていることもあります。
自信がないと、相手を逃すまいという気持ちも強く大きなものになっていきます。
そのため、独占欲が強くなり、束縛も激しくなっていくのです。
40代50代の大人の方であれば仕事をしている方も多いでしょう。
職場での人間関係に口出しをしてきたり、必要な業務連絡ですら口を挟んできたりすることも珍しくありません。
電話やメール、LINEなどで連絡が頻繁に来るでしょうし、場合によっては知らない間にGPSが……なんてこともあります。
モラハラ男・モラハラ女の独占欲の強さや束縛の激しさ、嫉妬深さというのは度を超えていますし、仕事を含めて日々の生活に支障をきたすケースが多いです。

【話している内容に矛盾が多い】
先でも触れましたが、モラハラ男・モラハラ女というのは常に自分が正しいと思っていますし、自分に非があってもそれを絶対に認めようとはしません。
そのため、話している内容に矛盾が生じてくることも多くなります。
その時その時で、自分の正当性を主張するために事実を平気で捻じ曲げるようになりますので、話を聞いていると矛盾を多く感じるようになります。
ただ、モラハラ男・モラハラ女は第一印象がいい分、「自分の勘違いかな?」「自分の聞き間違いかな?」と思ってしまい、その矛盾をスルーしてしまうのです。

【同情を引こうとする】
モラハラ男・モラハラ女は人に対してめちゃくちゃなことをしておきながら、被害者面をします。
自分が常に正しいからこそ何かあったときには相手が悪く、自分は常に被害者という理論なのですが、その中で被害者である自分に同情をしてもらえるような話をすることが多くなります。
外面がいいからこそ、同情を引くような話をされると多くの人がそれにころっと騙されてしまいます。
同情を引くようなエピソードばかりを話してくる場合には、警戒したほうがいいでしょう。

・モラハラ男やモラハラ女と出会ってしまったときの対策

40代50代の方であれば、やはり大人として落ち着いた出会いというものを求めているかと思います。
ただ、出会いというのも玉石混交で中には先で挙げたようなモラハラ男・モラハラ女が紛れ込んでいる可能性があります。
というよりも、外面のいいモラハラ男・モラハラ女だからこそ気づかずに出会ってしまう可能性が高いのです。
では、モラハラ男・モラハラ女と出会ったしまった場合、どのような対策をとっていけばいいのでしょうか?
結論から言ってしまうと、シンプルに距離をとるようにしましょう。
モラハラ男・モラハラ女と関わると本当にろくなことにはなりませんので、とにかく関わらないようにするのがベストなのです。
中には「自分がこの人を変えてあげないと!」と妙な使命感を持ってしまう方もいるかもしれませんが、そう考えてしまうとますますモラハラ男・モラハラ女の思うつぼです。
相手を変えるつもりだったのに、相手にとって都合のいいように自分が洗脳されてしまう可能性がありますので、とにかく関わらないようにしたほうがいいのです。
出会いの場に限らず、世の中には「関わってはいけない人」「関わらないほうがいい人」が確実に存在します。
モラハラ男・モラハラ女はまさにその代表格でもありますので、自分を守るためにもとにかく関わらないようにしてくださいね。

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