中高年の出会いの場というのは増えていますし、その中で中高年ならではの大人の恋を楽しんでいる方も多いでしょう。
ただ、恋というのは長続きするとは限りませんよね。
ふとした瞬間に「ああ、この恋は終わったな……」と思ってしまうこともあるでしょう。
ここでは、「この恋は終わった」と感じる瞬間についてご紹介していきたいと思います。
・会う頻度が減った
中高年の出会いや大人の恋においても、付き合うまでや付き合いたての頃というのは結構な頻度でデートを重ねるかと思います。
ただ、その頻度がずっと続くわけではありません。
1週間に1回が2週間に1回となり、2週間に1回が3週間に1回となり……と徐々に落ち着いてくるでしょう。
仮にその頻度が落ちたとしても「次のデートが楽しみだな」「早く会いたいな」と思えれば、問題はないでしょう。
しかしながら、会う頻度が減ったのにも関わらずそれに何も感じなくなってくると「ああ、この恋は終わったな」と思う方も多いようです。
会う頻度というのは中高年の出会いや大人の恋におけるひとつのバロメーターになり得ます。
・会っても会話が続かない
先では会う頻度について触れましたが、会う頻度が多ければいいというものでもありません。
というのも、お互いがせっかく時間を作って会っているのに会話が続かないということもあります。
もちろん、会話が続かなかったとしてもその沈黙をお互いに楽しむことができればいいのですが、そうならなかった場合、会話が続かず沈黙の時間が長いという状況はとても厳しいでしょう。
「せっかく会ってるのにこの時間は何なんだろう」「一緒にいるのに楽しくない」「ふたりでいるのになんか寂しい」……こういった思いを抱くようになって、恋の終わりを感じるという方も少なくありません。
・会うのが面倒に感じられる
中高年の出会いや大人の恋においても、やはり好きな人からの誘いというのはとても嬉しいものです。
だからこそ、会えるとわかると気持ちも盛り上がりますし、「何を着ていこうか」と楽しみになるでしょう。
会うのが決まったその瞬間から待ちきれないような気持ちになってしまう方もいるかと思います。
ただ、そういった気持ちが徐々に落ち着いてきて、とうとう「なんとなく今日は会うのが面倒だな」「理由をつけて断っちゃおうかな」と思うようになってくるとそれは恋の終わりかもしれません。
会うのが面倒になったり億劫に感じられたりしたら、それはもう相手と会うことに楽しみを見出せなくなっている状態である可能性が高いです。
・相手の欠点ばかりが目に付くようになった
中高年ということであればそれまでにさまざまな人生経験を積んでいるでしょうし、その中で人には長所も短所もあるということを十分に理解しているかと思います。
大人な見方ができるからこそ、「欠点があってもお互い様」と思えるものです。
ただ、それがわかっていても妙に相手の欠点ばかりが目についてしまうことはあります。
出会いからそう時間が経過していない頃というのはお互いにハッピーでお互いの欠点もそう気にならないかもしれませんが、現実が見えてくると欠点が気になるように……というケースも少なくありません。
不思議なもので、相手の欠点というのは一度気になり出すとそればかりが気になってしまいますし、連鎖的に他の欠点にまで気づくようになるものです。
そうなってくると気持ちを維持するのも難しくなってくるでしょう。
相手の欠点ばかりが目に付くようになるということをきっかけに、恋の終わりを自覚する方も結構多いようですよ。
・別れて新しくやり直すのもひとつ
中高年の出会いにしても大人の恋にしても、マンネリというのはいつか訪れるものです。
相手への好意というのは日々違ってきますし、何かのきっかけで簡単に変わってしまうものです。
要は波があるわけですね。
だからこそ、そのマンネリを抜け出すために努力をするのもひとつではあるのですが、その努力が実を結ぶかどうかはわかりません。
努力をしてお互いがまたハッピーな関係を築けるのであれば、それが理想です。
でも努力をしても関係が改善しなかったり、逆に関係が悪化してしまったりした場合には、その相手とは別れて、やり直すというのもひとつのやり方です。
人生というのは有限です。
だからこそ、やるだけのことをやってダメだったときに新しい道を探ることも大切です。
臨機応変に対応していきたいところですね。