中高年になってくると、心身にいろいろな変化を感じるようになるかと思います。
そういった中で、恋愛でも変化を感じるようになったという方も多いのではないでしょうか?
実際に同じような出会いがあっても、若い頃と中高年になった今では恋愛の進め方なども違ってくるでしょう。
ここでは、改めて40代50代の恋愛で「年を取ったな…」と感じる瞬間についてご紹介していきたいと思います。
・若い頃のように恋愛ができなくなってきた
中高年になると、やはり若い頃のように恋愛ができなくなってくるという方も多いです。
自然な流れで出会って、その中で徐々に好きになっていったり、ときには一目惚れをしたり……そこから積極的にアプローチして付き合うようになってという恋愛は、大人になると気恥ずかしいような部分も出てくるのかもしれません。
もちろん、ひとりひとりの恋愛のスタイルであったり性格であったりという部分も関係してくるのですが、若い頃というのは結構勢いがありますし、その勢いのまま恋愛が楽しめてしまうこともあったでしょう。
ただ、中高年になってくると出会いがあっても若い頃のような勢いでの恋愛はしにくくなります。
それが大人の恋愛とも言えるわけですが、やはりこのあたりの変化から「年を取ったな…」と感じる方も多いようですね。
・ドキドキすることが減った
恋愛というと一般的にもドキドキするものというイメージが強いかと思います。
ただ、中高年になって若い頃のようなドキドキ感を抱かなくなったという方も多いです。
ですが、これはある意味では当たり前のことかもしれません。
というのも、若い頃と中高年になってからでは出会った人の数が違います。
若い頃というのはすべての出会いが新鮮に感じられるからこそドキドキしやすい部分もあるのでしょう。
しかしながら、中高年ともなってくるとそれなりの人生経験を積んでいますし、その中でいろいろな出会いを経験しています。
だからこそ、出会いそのものに新鮮味を若い頃ほどは感じなくなるのです。
視野が広くなっているからこそ、「まぁ、こういうタイプの人もいるよね」と思ってしまうわけです。
動じなくなると言い換えることもできるかもしれません。
・すぐに結婚を考えるようになった
子どもの頃の恋愛というのは、「大人になったら結婚しようね」といった夢物語を語れるような部分もあったでしょう。
ただ、実際に大人になって中高年と呼ばれるような年代になってくると結婚というものがより現実味を帯びてきます。
「恋愛=結婚」というわけではないものの、やはり恋愛をするとその先の現実的な問題として結婚を見据えるようになります。
こういったところで、「年を取ったな…」と感じる方も多いようです。
若い頃の恋愛というのは、恋愛だけを純粋に楽しむことができたかと思います。
それはその後もいくらでも出会いがあることが予想されるからです。
しかしながら、中高年になってくると若い頃ほどの出会いは期待できないですし、何よりも残りの人生をどのように生きていくか、どのようなパートナーと歩んでいくかを考えていかなければいけません。
恋愛だけを純粋に楽しむというよりは、その恋愛がこれから先の自分の人生にどのような影響を与えるのかを考える要素が強くなってくるのです。
・冷静に分析をすることが増えた
若い頃というのは「見た目が好み!」など直感的に恋愛をスタートさせることも多かったのではないでしょうか?
しかしながら、中高年になってくると相手を冷静に分析するようになるものです。
新しい出会いがあっても、その相手を冷静に分析する自分に気づいて「ああ、年を取ったな…」と感じる方も少なくありません。
ただ、これは中高年の方にとってはプラスになります。
というのも、これからの人生を共に歩んでいくパートナーを探すことになるわけですから、それこそ直感的な勢いだけで相手を決めてしまうのはとてもリスキーです。
自分の人生がかかっているからこそ、冷静に相手のことを分析して仲を深めていくほうが絶対にいいのです。
大人の恋愛ができるようになったということでもあります。
・そもそも好きな人ができにくくなった
中高年になっていろいろな出会いがあったものの、その中で好きな人ができにくくなったと感じている方も多いようです。
人を好きになるパターンというのはいろいろと考えられます。
長く一緒にいるうちに徐々に好きになっていくパターンもあれば、出会ったその瞬間に「好き!」と恋に落ちるパターンもあります。
ただ、大人になるにつれてそういった気持ちにも落ち着きが出てくるのか、若い頃のような「好きな人」というものができにくくなってくるのです。
しかしながら、好きな人ができないからといって恋愛ができないわけではありません。
人の感情というのは一言では表現できないものですし、好きな人でなくとも「大事な人」「ともに歩んでいきたい人」というのは出てくるはずです。
好きな人ができず「年を取ったな…」と感じる方も多いようなのですが、好きな人という表現に囚われることなく出会いや恋愛を楽しんでいきたいものです。
・ドキドキする恋愛を求めなくなった
中高年になってドキドキする恋愛を求めなくなったという方も多いです。
若い頃というのはドキドキするのが楽しいという部分もあったかもしれませんが、ある程度の年齢になってくるとドキドキするよりも「落ち着きたい」という気持ちが強くなってくる方のほうが多い傾向にあります。
こういった変化に気づいて「年を取ったな…」と感じる方も少なくありません。
誰もが穏やかな老後を求めるように、年齢を重ねていくと穏やかな落ち着いた時間をともに過ごせるようなパートナーを求めるようになるのかもしれません。
それに先でも触れましたように、大人になればなるほど相手を冷静に分析するようにもなりますし、そういった中でドキドキする機会そのものが減ってくる部分もあるのでしょう。
・変化があっても恋愛に年齢は関係ない!
大人になって、中高年になって若い頃のような恋愛はできなくなったと感じる方は多いです。
ただ、年齢を重ねていく中で自分自身も人間として成長していくわけですし、その中でいろいろな変化を経験していきます。
若い頃の恋愛がすべてというわけではありませんし、年齢を重ねた今だからこそ楽しめる恋愛も当然出てきます。
年齢を理由に出会いや恋愛から遠ざかろうとする方もいるのですが、それはとてももったいないことです。
若い頃のようにはいかないものの、若い頃には経験できなかった恋愛が今楽しめるようになっているのです。
見方や感じ方が変わっただけで、恋愛がまったく楽しめなくなっているわけではありません。
今の自分だからこそ楽しめる大人の出会いや恋愛というものを謳歌していきましょう。