1.金銭感覚が合わないと感じる瞬間
2.すぐお金の話になるとき
3.自分とお金へのこだわりが違うとき
4.お金を使いすぎているとき
5.まったく貯金をしていないとき
6.払える金額に差があるとき
7.パートナーと金銭感覚が合わないと感じたらどうする?
8.金銭感覚が合わなくてもきちんと向き合うことが大切
中高年やシニア世代の方で、今まさに出会いを楽しんでいるという方も多いでしょう。 ただ、出会いというのはやはり常に楽しいばかりではありません。 時々「あれ?」と思うようなこともあるでしょう。 例えば、金銭感覚の違いです。 実際に、金銭感覚というのは出会いにおいて思っている以上に重要なポイントになってきます。 ここでは改めて、金銭感覚が合わないと感じる瞬間についてご紹介していきたいと思います。
金銭感覚が合わないと感じる瞬間として、まず挙げられるのが「すぐお金の話になるとき」です。 お金というのは確かに生きていく上で必要なものですが、何の話をしていてもお金の話に持って行こうとする人はいますよね。
何かを購入したという話をしたら「それはいくらしたのか」、何かを始めたという話をしたら「始めるのにいくらかかるのか」……
こんな具合ではやはり普通の会話も楽しめなくなってしまいます。 お金よりも自分が満たされるかどうかという考え方のタイプと何をするにしてもやはり金額が気になるというタイプでは、やはり金銭感覚が合わないと言わざるを得ないでしょう。
出会いというものを抜きにしても、やはり中高年やシニア世代の方であれば自分なりのこだわりというものがあるかと思います。 当然、お金へのこだわりというものもあるでしょう。
例えば、節約をするのであれば徹底的に食費を節約するという方もいれば、食費は節約せずに固定費のみに絞って徹底した節約をするという方もいます。 逆に、何にお金を使うのかという部分もお金へのこだわりになりますよね。
こういった部分でわかり合えないと、金銭感覚が合わないと感じてしまう方も多いようです。
金銭感覚の違いというのは、お金の使い方にも表れますよね。 実際に、相手のお金の使い方を見ていて「えっ、この人、お金使いすぎじゃないの!?」と思ったときに金銭感覚の違いを痛感するというケースも少なくありません。
いちいち購入するものが高級品ばかり、趣味にだけ異常にお金をかけている、金額を考えずに好きなだけ買い物をする……こういったお金の使い方というのは、なかなか変えられないものです。
今はお給料が上がらないのに物価だけがどんどん上がっていくという厳しい時代です。 そのため、貯金をしたくともなかなか思うようにいかないという方も多いでしょう。
貯金をしたい気持ちはあるものの、本当に生活が厳しくて貯金ができないという場合にはそこまで大きな金銭感覚の違いにはならないでしょう。 ただ、問題は貯金をする余裕があるはずなのに貯金をしないという場合です。
例えば、「お金がない」「お金がない」と言いながら好き放題お金を使っていたらどうでしょうか? ちょっとだけでも我慢して、それを貯金に回せばお金がない状況から抜け出せるのに……と思ってしまいますよね。
貯金ができる状況であるのにも関わらず、貯金をしようとしない相手に対してはやはり金銭感覚の違いを感じてしまう方も多いようです。
払える金額に差があるときに、相手との距離を感じてしまうという方も多いのではないでしょうか? 例えば、旅行へ行くという話になったとしましょう。
ホテルや旅館の予約の段階になって、「えっ、こんな高いところに泊るの!?」と思うことがあると金銭感覚の違いを感じざるを得ませんよね。 他にも食事のときの代金であったり、住まいの家賃であったりといろいろな場面で起こり得ることです。
大きな買い物をするときに軽く「買っちゃえば?」と言われて、改めて金銭感覚の違いを痛感させられることもあるでしょう。 何かを購入するときや何かに申し込みをするときにいくらなら出せるのか、いくらなら払えるのかといった部分はまさに金銭感覚の違いが出てくるところです。
注意しておきましょう。
中高年やシニア世代の方にとって、今の金銭感覚というのはこれまでの人生経験の中で積み重ねてきたものですよね。
だからこそ、そう簡単には変えられないという部分もあるかと思います。
ただ、せっかくの出会いを大切にするためにも価値観が合わない場合でもできる限りのことをしていきたいところです。
では、パートナーと金銭感覚が合わないと感じたらどうすればいいのでしょうか?
【ふたりで話し合う】
パートナーと金銭感覚が合わないと感じた場合、まずはふたりでしっかりと話し合ってみましょう。 中高年やシニア世代の方に限らず、また金銭感覚の違いに限らず、基本的にふたりの間で何かしらの問題が発生したのであればまずはふたりでしっかりと話し合うことが大切です。
実際に、話し合うことによって自分の中での常識が相手にとっての常識ではなかったということを理解することができますし、金銭感覚を含めてお互いのことをより知っていくことができます。
特に、中高年やシニア世代の方も含めて現代人はコミュニケーション不足に陥っていることが多いです。 ふたりで話し合う時間を改めて確保することは、これからのふたりの関係を考えていく上でもとても大切なことなのです。
【お互いに譲歩する】
金銭感覚が合わない場合、どちらか一方だけが我慢しているということはあまりないでしょう。 こちらが「引っかかるなぁ」と思っているのと同じように、相手は相手で「引っかかるなぁ」と思っているかもしれないのです。
それならば、やはりお互いが譲歩するというのもひとつのやり方ですよね。
「私は食べ物に余計なお金を使ってしまいがちなので、外食を減らします。だから、あなたも服にかけるお金を少し控えめにしてくれませんか?」
「僕は趣味にお金をたくさん使っているのを少し我慢するので、あなたもブランドものを買うのを少し控えてくれませんか?」
といった具合に、お互いの落としどころを見つけるようにしましょう。 どちらか一方だけが我慢するのではなく、お互いが少しずつ我慢するという形であればきっと納得できるはずです。
【自分が相手に合わせてしまう・相手に合わせてもらう】
自分の中での金銭感覚はあるものの、相手に合わせることにまったく抵抗がないという方もいるかと思います。
もし自分自身が相手に合わせることに何の抵抗もなくストレスも感じないタイプだという場合にはこちらが相手に合わせてしまうのもひとつですし、逆に相手が合わせることに抵抗もストレスも感じないというタイプなのであれば相手に合わせてもらうのもひとつです。
中高年やシニア世代の方の出会いに限ったことではないのですが、やはり人それぞれで金銭感覚は異なるものです。 金銭感覚は確かに重要なポイントではあるのですが、仮に金銭感覚が合わなくともきちんと向き合うことでふたりの関係を大切にしていくことができますよ。 金銭感覚が合わないからとそれですべて諦めてしまうのは早いのです。
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